●まとめ
1.AndroidSDKへパスを通す
ルートディレクトリの.bash_profileに以下を追記
export PATH=$PATH:Documents/android-sdk-mac_x86/tools
export PATH=$PATH:Documents/android-sdk-mac_x86/platform-tools
2.adb_usb.iniの設定
以下の1行を追記
0x0409
3.実機側の設定
設定>アプリケーション
「不明な提供元」にチェック
設定>アプリケーション>開発
「USBデバッグ」にチェック
4.(作業なし)
5.デバイスを認識させる(ExtensionsにN06CADBDriver.kextを登録)
『8kpx』(
http://8kpixel.blogspot.jp/2011/08/mac-os-x-lionn-06c-mediasadb.html)
より、
N06CADBDriver.kextをダウンロード
パッケージの表示>Contents>info.plist
<key>idProduct</key>
<integer>793</integer>
を
<key>idProduct</key>
<integer>785</integer>
に変更
再起動
●手順詳細
1.AndroidSDKへパスを通す
[参考]
『Shiratsuki Public Blog > PC >』(Mac OS X でシェルのパスを通す)
http://homepage.mac.com/akihide/iblog/C1557102128/E1968370044/index.html
AndroidSDKのツール郡を使用するには、AndroidSDKの中の下記の2つのフォルダにパスを通しておきます。
・tools
・platform-tools
私の場合「書類」の中にAndroidSDKを配置しているので、以下のような記述になります。
export PATH=$PATH:Documents/android-sdk-mac_x86/tools
export PATH=$PATH:Documents/android-sdk-mac_x86/platform-tools
ターミナルから実行すると、一時的にパスは通りますが、恒常的につながるわけではありません。
恒常的にパスを通すにはルートディレクトリ(ユーザフォルダ直下)に
.bash_profile
をに上記コマンドを追記(無ければ作成し追記)します。
再起動時から、上記のexportが読み込まれるようになります。
以上でパスを通す処理は完了です。
・確認
ターミナルを起動
adb
と入力し、実行。
adbコマンド一覧が表示されればとりあえずOKです。
2.adb_usb.iniの設定
adb_usb.iniがなんなのかは良くわからないのですが……(資料を見つけられず)
本来は触るものでは無いようです。(DO NOT EDITと書かれている)
本来なら、add-onsにmanifest.iniを作ってそこに記述? 下記サイト参照
『tandeLab』
「[Android] adb_usb.ini の正しい書き方」
http://tande.jp/lab/2012/02/1649
よくわからないので、今回はパス。
(adb_usbについてもmanufest.iniについてもadd-onsについても資料が見つけられず ←探し方が悪い)
やったことは、adb_usb.iniに以下の1行を追加すること。
0x0409
これで、adb_usb.iniの設定は完了です。
【補足】0x0409という数字はなにか
この数字は、USBで接続する機器のメーカーIDです。
確認するには、以下を参照します。
アプリケーション>ユーティリティ>システム情報
ハードウェア>USB
USB 高速バス>ハブ>N-04C
から、「製造元ID」がこの数字になっているはずです。
3.実機側の設定
端末上でのUSBデバッグモードを許可する設定を行います。
[参考]
「実機(Android端末)でデバッグする」
http://darkroid.net/archives/590
設定>アプリケーション
「不明な提供元」にチェック
設定>アプリケーション>開発
「USBデバッグ」にチェック
以上です。
4.実機の接続を確認する
ネットで情報を調べていると、Macの場合、
ただUSBで接続をするだけで、特別な操作をしなくてもそのまま実機を認識してくれるとあったのですが、
うちの場合うまくいきませんでした。
・実機を認識しない問題
2012年4月1日現在、通常 Mac OS X のバージョンは v10.7 Lion かと思います。
その1個前のバージョン、v10.6 Snow Leopard では、USBケーブルでMacと接続することで、
直ちに認識しMac側で設定は特に必要無かったようなのです。
しかし、現バージョンではそのままUSBを刺しただけでは実機を認識してくれなくなってしまったようです。
(※実機の機種にもよるようです。ここではMEDIAS N-04Cの場合でお話させていただきます)
・状態
認識しない状態とはどういうことか。
MEDIASとMBAをUSBでつなぎます。
この時、MEDIAS側では、USBで接続されたことを認識していますが、
(詳細は忘れてしまったのですが、アンドロイド君のアイコンが出て、USBでつながってる表記が出ていたかと思います)
MBA側でデバイスを確認すると一欄に何も出てきません。
・デバイスの確認の仕方
2種類の確認方法を使いました。
①Eclipseの実行構成のターゲット→手操作
②adbの「devices」コマンド
[参考]
『Androidで行こう!』
「実機(xperia)で開発中のアプリを動かす」
http://d.hatena.ne.jp/zunchax/20110108/1294506182
①
Eclipseから、
実行>実行構成...
ターゲットタブで手操作を選択
実行ボタンを押下
Choose a running Android Device
この一覧にデバイスが表示されていないときは、デバイスが正しく認識されていません
②
ターミナルから以下のコマンドを入力。
adb devices
以下の一文の下にデバイスが表示されていないときは、デバイスが正しく認識されていません
「List of devices attached」
5.デバイスを認識させる(ExtensionsにN06CADBDriver.kextを登録)
[参考]
『8kpx』(Mac OS X LionからN-06C Mediasにadbで接続する方法)
http://8kpixel.blogspot.jp/2011/08/mac-os-x-lionn-06c-mediasadb.html
『.h2oのお気楽日記』(Medias(N-04c)をOSX(Lion)で使う方法)
http://d.hatena.ne.jp/dot_h2o2/20110914/p1
今回の肝はここです。
上の参考がN-06Cを接続する方法。
下が、それを参考にしたN-04C版の記事となっています。
技術的なことは良くわからないのですが、『8kpx』さんの開発された、
N-06CドライバをMBAに登録すると認識されるようになるようです。
[手順]
『8kpx』様より、「N06CADBDriver.kext」をダウンロード
右クリック?(指2本タップ)で、パッケージの内容を開く。
Contents>info.plist
中の
<key>idProduct</key>
<integer>793</integer>
を
<key>idProduct</key>
<integer>785</integer>
に変更します。(たぶん2つあると思いますが、私は上しか変更してません)
変更したkextファイルは、Extentionフォルダに格納するとありますが、そのあたりどうしてもうまく行かなかったので、
以下のソフトを使用しました。
『Kext Helper b7』
http://cheetha.net/
編集したkextファイルをドラッグアンドドロップで指定して、
パスワードを入力→EASYINSTALLボタンを押下
するだけです。
以上の設定を終え、MBA再起動して、MEDIAS N-04Cを接続したところ、
デバイスとして認識され、実行構成でも表示されるようになりました。
MEDIAS N-04Cを指定してアプリを実行すると、
アプリがインストールされ、使用出来る状態になりました。
(そういえばデバッグは試していませんでした)
以上です。
また長くなってしまいました。
誰かの参考になれば幸いです。