MEDIASで実機テスト

| 2012年3月30日金曜日
MacからMEDIASに接続し、MEDIAS上でテストを行うことが出来るよう環境を構築しました。

いろいろ試してみて、なかなかうまく行かなかったので、整理してここに残しておこうと思います。

なお、設定にあたり、一連の手順を以下のエントリに記載しました。
参考にしていただければ幸いです。
MEDIAS N-04Cを実機につなぐまで
http://wonderbird773.blogspot.jp/2012/04/medias-n-04c.html



状態:
MacからMEDIASを認識しない
MEDIASでも接続されていることを認識できない

アプリケーション>ユーティリティ>システム情報
ハードウェア>USB
USB 高速バス>ハブ>N-04C
が認識されない。

結論:(ダメだったポイント)

①USBケーブル

データ通信の出来るUSBケーブルでなくてはいけません
(なんでもいいやと、そこらへんの充電用のケーブルではつながりません……)
データ通信出来るUSBで接続すると、MEDIAS側に「USBデバッグが接続されました」というメッセージが表示されました(歓喜)
ただし、この状態では充電はされないようです。
※参考までに、うまく認識されるようになると、データ通信もできるし、充電も出来るようになっていました。
(USB差した瞬間充電が開始され、デバッグも接続され、すぐにうまく行ったと気づきました!)


②android update adb

このコマンドを使うと何が起こるかというと、
adb_usb.ini
を初期化します。(それ以外もあるのかもしれませんが、これは間違いない)
何を勘違いしたのか、
adb_usb.iniに「0x0409」を追記→「ndroid update adb」により記述がリセット
を繰り返し、編集が反映されないと嘆いていました……。
このコマンドを使うのは「adb_usb.ini」を生成する始めの1回だけです。


③KEXTLOAD

  後述していますが、OSXの最近のバージョンでMEDIASをそのままでは認識してくれないようです。
『8kpx』さんで配付されている「N06CADBDriver.kext」をエクステンションに設置する必要があります。
この設置に以下の2つのコマンドをターミナルに撃ちこむ必要があります。
$sudo chown -R root:wheel /System/Library/Extensions/N06CADBDriver.kext
$sudo kextload /System/Library/Extensions/N06CADBDriver.kext
ですが、どうしても下のkextloadがうまくいきませんでした。
以下のメッセージが表示されます。
「Can't create kext: invalid CFBundleVersion in identifier cache entry entry 329.
Warnings:
    Personality CFBundleIdentifier differs from containing kext's (not necessarily a mistake, but rarely done):
       N06CDevice
       N06CADBInterface
   Kext has no executable or compatible version, so it should not declare any OSBundleLibraries.」
結論を言うと、このコマンドは必ずしも実行する必要はありませんでした。(結局最後までうまくいきませんでした)
ならどうしたのかというと、

以下のツールを使用しました。
「Kext Helper b7」(http://cheetha.net/)
venderIDを変更したN06CADBDriver.kextをドラッグアンドドロップで読み込ませ、
パスワードを入力し、EASY Installボタンを押下。
これがうまく行けば、上の2つのコマンドを実行したのと同じことになります。





私がはまったのは上の3点でした。(基本事項過ぎて涙が出ます)
あとは、いろいろなサイト様に載っている方法を順に試していけば、
うまくいくと思います。
本当はつなげる手順をひと通り追っていこうと思ったのですが、少し長くなってしまったので今回はこれで。